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分かち合う文化 100年計画

稽古会

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整体を深め、表現を楽しむ実践篇

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【稽古会】参加者の書
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「子曰く、力足らざる者は中道にして廃(はい)す。今女(なんじ)は画(かぎ)れり」(『論語』)

稽古のご案内

日程 毎月第2・第4火曜&土曜、前期3−7月・後期9−1月(2月と8月は休会) 
 ※火曜と土曜は同じ内容です(どちらにも参加可)。変更もありますので、カレンダー・日程表でご確認下さい。
時間 10:00-12:30
会場 楽天堂
講師 
高柳無々々
会費 
無料
申込

見学・体験は、いつでも受け付けています。稽古日の前々日までに、受講申込フォームでお申し込み下さい。
稽古会は登録制です。継続して稽古を希望される場合は、事前に【講習会】を受講して下さい。講習会の修了後は、いつでも稽古会に参加できます。
内容 
 @内観技法の基本(心眼・呼吸・元気)を深めながら、手間(いのちにふれる手)を追究します。
 Aからだの内に現れる“いのちのもえ”を、うたい・おどり・かたり・えがいて楽しみます。
 
稽古風景 
仮面を付けて踊る

稽古風景
目を閉じて絵を描く

稽古風景
目を閉じて墨書する

稽古風景
合気上げ/木刀を振る

*はらで母音を発声する/歌う/楽器を奏でる
*包丁で野菜を切る
*お茶を点てる/和歌(連句)を詠む
*竹内レッスン(言葉の投げかけ/砂浜の出会い)etc.

・動きやすい服装+できれば足袋or 5本指ソックスでお越し下さい(更衣室あり)。 また必要でしたら、汗拭きタオルや水・お茶をご持参下さい。
駐車場はありませんので、近くのコインパーキングをご利用下さい。自転車は、楽天堂の前に停められます。
・遠方からの参加者は、ゲストハウス 楽天堂 ANNEXにお泊まりいただけます。


世間体(せけんてい)、国体、主体、客体、共同体・・・
 
 なぜこれらの言葉は「体」を使うのだろうか? 例えば、英語の community を共同「体」と訳す必要は全くなかったのに。

 それは、日本文化を生きた(生きている)人々が、“個としての体”と“和としての体”を――意識するしないとにかかわらず――一人二体持っていた(いる)からではないか。いわば、個体であって和体である日本人である。

 では、個体とは何か? 肉体とおきかえてもよいかもしれない。皮膚でさえぎられた(分けられた)常識的な体である。

 一方、和体とは、ひらがなの「からだ」で表される体、いわば肉体という“から”(殻・空)の中の実質、別の言葉でいえば感覚、あるいは気である。

 古来、日本という共同体に生きる(構成する)人々は、この“わ”という感覚を一つのおおきな身体のように共有してきたのではないか。はじめに感覚ありき。それがいわゆる大和言葉として「わ」と表され、後に中国から漢字がもたらされて、和・輪・環・我・倭と細分化(分節化)されたのではないだろうか。

 他方、“こ”は、人間的な、それこそ主体としての感覚であり、漢字では、個・子・小・弧・粉と表現されるようになったのではないだろうか。

 この“わ”と“こ”という二つの相反する感覚のよってきたるところは、整体の内観技法では〈表〉と〈裏〉という根源的な身体感覚にある、と捉えている。

 〈裏〉の感覚とは、肉体的には足の裏に象徴される、母なる大地とつながった、生きとして生けるものの感覚、地球というおおきな生命共同体を生きるひとつのいのちの感覚である。

 それに対して〈表〉とは、肉体的には面
(おも)手に象徴される、我独り大地に立つ、〈裏〉から分かれ(=和枯れ)ながらも、限られた肉体を生きる自覚を持った、ひとである由縁(ゆえん)の感覚である。

 からだの感覚としては、〈裏〉ははら、〈表〉はこしという、日本の身体文化の二つの代表的な“からだことば”で表される。動物はひとしなみに“はら”を持つ。しかし人間が――何故か(宿命?)――二本足で立ったことによって、“こし”が生まれた。いや、正確にいえば、“こし”を持った時にそれに対比するように“はら”が意識されたといえようか。

 それでは整体でいう体を整えるとは、何をととのえるのであろうか? 一般に理解されている肉体の調整(病気治療や心の癒し)にとどまるものではない。

 まず肉体とからだの感覚から始まって、〈裏〉と〈表〉=はらとこしを調える、さらに個体と和体、いいかえれば生物的存在と社会的存在との間に生じるアツレキ、世間を生きる誰もが避けて通れない自己と他者の間
(ま)を調えることにまでひろがってゆく。

 整体の内観技法は、この人間の根源的な矛盾を生きぬく技
(わざ)と理(ことわり)の探求である。理論だけではない。技法のみでもない。日々を生きる暮らしの智恵でもあれば、自己を知る―人間を知る―文化を知る“身体知”としての営みでもある。


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