2024/11/20 [水] |
秋のはじめに『モラル・ハラスメント』※という本を読んだのだけど、再選された兵庫県の斎藤知事のことを思わされるところが多々あります。 どなたかが選挙戦中、聖人君子ぶっていたと書かれてましたが、モラハラをする人は外向きには聖人君子みたいにふるまうことが多いから、被害者の方がおかしいと思われがち。 斎藤知事も空虚な人だと思うのですが、斎藤知事に熱狂していた人も、自分の中の空虚さを埋めるために、応援に行っていたような印象でした。熱狂はしてるんだけど、支持する気持ちの中身が希薄。 「さて、モラル・ハラスメントの加害者は本当の意味での主体性を持たないので、どんなことに対しても自分には責任がないと考える。自分に責任がない以上、責任があるのはほかの人のほうだ。」 「過ちの責任を相手になすりつけ、相手を悪く言えば、ストレスの解消になる。」 今日一日お店を開けて、兵庫県知事選にショックを受けてる人が多いと思いました。 わたしも考えてるうちに、恐ろしいことが起ったんだなあと思った。 公益通報した人を守らなかったというモラルハラスメントがあったあと、通報された知事に投票するということは、知事のモラハラに加担するということ。 モラハラの加害者は主体性がないので、起こったことに対して、自分には責任がないと考える。 これは斎藤知事だけじゃなくて、彼に投票した人も同じ感覚だろう。 モラハラ加害者は、責任を相手に押しつけ、ストレスを解消する。 支持者の熱狂もまた無責任なストレス解消だったのか。 主体性がないと、無自覚に他人に対してモラハラをしてしまう。 ドナルド・トランプみたいなわかりやすいモラハラ男が選出されることも恐ろしいけれど、斎藤知事のような一見かんじのよさげな人(実はモラハラ男)が選ばれることも、ぞわぞわとする気持ち悪さです。 へこまずにがんばらなくちゃ。
※マリー=フランス イルゴイエンヌ著 『モラル・ハラスメント: 人を傷つけずにはいられない』
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2024/11/19 [火] |
今回、わたしが兵庫県知事選で熱狂している人々を見て思ったのは、熱狂はしているけれど、好きの中身が希薄ということ。言ってみればミーハーだということ。
11月2日の投稿と重なります。 「今、考えごとをしていて、あることに気がついた。わたしが子どもだった頃、ミーハーだね、と少し気恥ずかしく思った態度が、今では一般的になってきているんだけど、このことが意味するのは、『らく』なんだと思う。あるスイッチを切って(目をつぶって)、『らく』の世界に行くことなんだと思う。」
ちょっと前から、自分はこの社会にミーハーな空気が支配的だと思うようになった。 それに巻き込まれたら、命を落とすと思うようになっていました。
11月3日の投稿 「小さな商売が続けていけるかどうかは、ミーハーな人たちと距離を保てるかどうかにかかっている気がする。 友人が勤める会社がこの6年で方向が変わり、毎週毎週新作を出す忙しさに飲み込まれ、心ある人が病んでやめていったこと、先週聞いた。」
ミーハー以外のしかたで何かを好きになるということを経験していない人が増えてきたのかもしれない。 ミーハーの逆は、学びのある世界だと思います。自分の核から何かを好きになったら、人は何かしらを学ぶと思う。
11月4日の投稿 「ミーハーという言葉をいきなり使ったから、それはなんだ?と質問が来たので、自分でも説明できずネット検索したところ、『移り気』という特性が書かれていて、それだ、と思いました。 好きという気持ちが、その人の核から出ていないものだから、仮面のように簡単にすげ替え可能。それがミーハーです。
室野井洋子さんの舞のワークショップで、ほんとうに内から出てくる動きが生じるときは、自由に動きを選べない、ということを経験させてもらいました。即興でありつつ、次の一歩、その次の一歩、手の向きも、もうこう動くしかないという必然に導かれる。 室野井さんの即興ダンスのように、どんどん移ろっていくものだとしても、核になる自分とつながっているとき、人の気持ちや行動は、すげ替え可能な仮面ではない。
そして気持ちや行動がその人の核とつながっているなら、人の行動は場当たり的ではなく、矛盾が生じない。周囲を混乱させることもない。」
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2024/11/18 [月] |
(楽天堂フレンズMLより)
さっき書き忘れました。廣部さんのお米を食べるとき、無々々は玄米だと消化の負担が大きいらしく、5分づきくらいをわが家はふだん炊いて食べてるのですが、土曜日は自分のためだけに久しぶりに玄米を炊いたんです。 それがほんとうにおいしかった。斎藤元知事の優勢が伝えられた金曜日の夜に、インスタグラムのストーリーズに廣部さんが玄米を圧力鍋で炊いてふたを開けた写真が出てきて、それがとともおいしそうで、こんなにがっかりしている時には、自分のためだけにおいしい玄米を炊いて食べようと思いました。
それで夜中に布団から飛び出て台所に行って、500ccの玄米を600ccの水に浸水させ、朝起きて、もうちょっと(たぶん50ccくらい)水を足して圧 力鍋で炊きました。 沸騰して蒸気が出て20分で火を止めました。とてもおいしくできたと思います。
みなさんは、水加減や炊く時間はどうされていますか?何かアドバイスがあったら教えて下さい。
廣部さんの百菜劇場のお米、おすすめです! https://rakutendo.easy-myshop.jp/c-item-detail?ic=Bko-k5h
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2024/11/17 [日] |
母と紅葉を楽しみました。 次々に母がお気に入りの葉っぱを見つけて行きました。
おはぎと一緒に、水筒にコーヒーを入れて持って行きました。 「おいしいコーヒーやなあ」って言うてくれます、いつも! 日下部さんに配達してもらってるウインドファームのドリップパックのコーヒーです。 母の住むぐろーりあ東野のすぐそばの瑞ケ池公園にて。
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2024/11/16 [土] |
久しぶりにニュースをしっかり読みました。そしてしっかりどんよりしました。(兵庫県知事選が気がかりです。) とびきりおいしい朝ごはんを作ることにしました。 まずは、廣部さんの新米の玄米。 廣部さん、ありがとう〜!おいしいです。 そして、廣部さんのかぶの間引き菜を干してあったのを、出汁パックと干しえのきと一口高野豆腐(楽天堂にて販売中)と煮ました。丸まま干してた売れ残りの小さなにんじんも切って入れました。干した間引き菜の先の小さなかぶのところがとろけるようにおいしい。野菜たちから出汁が出てて調味料ゼロでも完璧においしいです。 韓国の干し野菜の料理法と、それを教えて下さったなすんじゃさんに感謝。
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2024/11/13 [水] |
今日は店の週はじめ水曜日なのにお客さん少なく意気消沈気味だったのですが、閉店後にハングル教室に行ったら、もうすっかりしあわせな気持ちになる。難しくなってきて途中おなか痛くなったりもするんだけど、帰る時には来た時とまったくちがって明るい気持ちになってます。
アスニーのハングル教室の場合は、一番に先生がすばらしいからなんだけど、でも外国語を学ぶこと自体にも、しあわせがある気がします。 火曜日のイタリア語教室の先生はちょっと気分屋で、7年前のわたしは腹を立ててやめちゃった先生なんだけど、今は教室にいるだけでしあわせと感じる。
それだけ外の世界が過酷なんだと思う。教室の中にいる間は、飛行機に乗ってる時間みたいに自分が対処すべき問題がない。さらには学んでる人々だけがまわりにいる。その時間、自分が愚痴を言うこともなければ、誰かの愚痴を聞くこともない。内的ダイアローグのスイッチはオフになってる。
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2024/11/12 [火] |
取材無事に終わって、阪急電車で大阪に向かっています。 今日、午前中のイタリア語教室の時間、一瞬とてもしあわせな気持ちがしました。前にも同じ気持ちになったことがある。戦争が終わって学校に戻って行った子どもとまではいかないけれど、一瞬の平和を味わう。
販売収益をガザの少女に寄付するということに対して、朝、生活保護を受給されてる方から、こういうイベントをする人は国内の生活保護受給者のことは見えてないのか?という趣旨の怒りのことばがFBに届いた。
教室の平和を感じるのは、教室の外の世界がたいへんだからと思う。
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2024/11/11 [月] |
百菜劇場のかぶの間引き菜
やっぱり一日でも干すとおいしくなりますね。楽しい〜。 かさが減るから、もりもり食べられるし。 干し野菜は偉大だ。 水戻ししてから、出汁パックとぐつぐつ煮ました。干し野菜からも出汁が出てる。 味つけは、醤油とみりんと韓国唐辛子。
洗わずに干して食べる前に洗iいました。 今までの人生、損してきたような気がする。 なすんじゃさん、ありがとうございます!
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2024/11/09 [土] |
大阪で開催のガザダイアローグについてのお知らせです。 12日(火)19時、スペースふうらにて開催されるガザ・ダイアローグに、パレスチ ナオリーブのオリーブオイル、石鹸、パレスチナ刺繍の小物を持って参加します! 楽天堂の料理キットももちろん販売します。フェアトレードのチョコレートも。 売上の3割をガザの少女に寄付します。
パレスチナの料理ホンモスの豆料理キットも持って行きますし、味見していただ けるように作って行きますね。 写真は昨日東京からのお客さんが撮ってくださいました〜。 スペースふうら 東成区深江北3丁目4-11 どなたも大歓迎です。参加費千円。
https://www.facebook.com/groups/1084775259240557/permalink/1222744535443628/?rdid=dx6I8AcKvUiDdoSg&share_url=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fshare%2Fp%2F14emC7tNv5%2F
レバノンに住むパレスチナ難民の方から、わたしのFBの投稿を見て、メッセージが届きました。 ”Thank you and thanks to all the Japanese people who care for the freedom of Palestine.”
つたない英語で返事を書きました。 I will tell my friends there, thank you. We are so sorry for the terrible situation this one year. We are going to talk together so that we can keep being with people of Palestine.
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2024/11/08 [金] |
日曜日にお店を開けてほしいというリクエストにおこたえしまして、10日(日)は、午後3時半から5時まで、店頭営業します。 短い時間ですが、どうぞお越しください。
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2024/11/06 [水] |
サンユックゲームのトーナメントで優勝しました〜! ハングル教室にて。 決勝戦で急にルールが変わって、イーオーチルゲームになったのですが(サンユックは、数字の3と6と9を言わない。イーオーチルは2と5と7を言わない)、びっくり、勝ち抜きました!
うれしい。1週間、数字の練習した甲斐があった。
でも、帰宅して、アメリカ大統領選の結果知り、盛り下がる。
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2024/11/04 [月] |
FBで小さな仕事について書いたので、ここにもあげておきますね。 ↓ 小さな商売をする上で避けるべき大事なことを、ミーハーという言葉を使って書いたら、うまく伝わらなかったので、別の方法で書きます。 NHKの朝の連続テレビ小説2011年下半期に放送された『カーネーション』というドラマがあります。 このドラマは、商売を続けるうえで大事なことが詰まっていました。
北村という軽薄な男がいて、わたしは自分がこの男みたいな軽薄さを持っていると思っています。何もつくり出さないで、アイデアを出して売るだけなんです。 主人公の糸子はモノをつくり出す人間、その一途さに惹かれ、北村は死ぬまで軽薄ながらも糸子と商売の上での縁がつづきます。
わたしは北村の軽薄なところだけではなく、いいところもあわせて持ってたいです。北村は糸子がデザインで失敗して大量に商品が売れ残ったとき、文句言わず、泥をかぶりました。ふだんそんなことができはしなさそうな軽薄な男なんですが。
いやいや、わたしは北村ほどのことはできないけど、それでも自分が惚れ込んで付き合ってる生産者に対して、いざとなったら努力して支える、という風でありたいです。
そしてわたし自身、そういう風に思って下さってるお客さんに支えられています。 いや、ふだんはそんなことをお互い感じてないんですが、でも長年店に足を運んだり、会員でいて下さるんですから。そうやって現実にわたしの生活を支えて下さってるんですから。
北村みたいな軽薄な男でも(その軽率さからイカサマをして逮捕される場面もあります!)、フットワークの軽さで商売上は役割を果たすこともあるので、人生捨てたもんじゃないなと思っています。 軽薄でもしょうがないと思ってて、でも覚悟はないといけないなと思っています。また、本気かどうかを見極めて、いろんな人とほど良い距離でつきあいたいです。
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