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  2025/05/02 [金]   


おはようございます。
今日から仕事がはじまります。近所の若者がアルバイトに来てくれる。うれしい。
約1週間に金曜が雨の日であるという天気予報にしたがって、今日の金曜を仕事の日と決めていました。
すべて順調。
アウトドアと読書。どちらも期待した以上に楽しんでる。

それから皿洗いしながら河合隼雄さんの講演を聞いてます。
https://youtu.be/zIlIwzv3-i0?si=pKy8cQT-m8sgOdJt

4時間を過ぎたところ、
力のアニムス、
行為のアニムス、
言葉のアニムス、
これは身につまされる。スポーツができて、仕事ができて、言葉に深みがあって、そういう男性にまず惹かれる。
中年期以降、内面に育ってくるアニムスと対話することは「ものすごい危険性が伴ってる」と河合隼雄さん。

意味のアニムス。
他人から見たら意味がないことに対して、意味を見出せる。こう生きてることに意味があるんだと感じられる。
わたしはやっとそれが育ってきた気がする。こんな小さな店で一生を費やすことに意味を見出してる。

「だいたい日本の男性はアニムスになれる資格を持ってる人がほとんどいない」と河合隼雄さん。
そのため、息子に投影する女性が多い。
教育ママにならざるを得なかった女性を批判する男性はおかしい。男性が役割を果たさなかった。

「俗にいう倦怠期は、夫婦が共に、自分の個性化をめざして歩もうとの努力を払わぬかぎり避けられぬものである。考えてみると、自分にとっての親しい場所(家庭や仲間の集まり)は、自分の劣等機能発展のための練習をする適切な場所となっていることがわかる。この場面で、たんなる無意識からの反応としての劣等機能を暴走させるばかりではなく、それらを正面から取り上げて生きてゆくことに心がけると、少しずつではあるが発展の道を歩むことができるだろう。たんなる反応のくり返しは、発展につながらないのである。」(河合隼雄『ユング心理学入門』より)

15年前に実在の人を「男の中の男」と感じたことを思い出します。少女みたいにそう信じきっていた。
今、自分の内面に「意味のアニムス」が育ってきて、少女を脱し(遅すぎですね)、外側に憧れを投影しなくなった。もちろん息子や娘にも。
だから親しい人や好きな人に失望することが今はなくなった。

女性は、自分の内面に「意味のアニムス」を育てていったら、人に期待すること失望することがなくなり、自由を楽しめるんですね。
そうしてその成長はまわりの人をも自由にする。
「がんじがらめ」からの脱出。


  2025/05/01 [木]   


(楽天堂フレンズMLより)
おかげさまでとてもよい休日を過ごしております。
日曜日 朝は山の上に配達、お昼は息子と息子の彼女と食事
月曜日 朝は御所での気功(帰山さんとタニアさんと)、午後息子と映画館へ
火曜日 子ども3人と大人5人でハイキング(無々々の計画で)
水曜日 近所のアメリカ人夫婦と息子と正伝寺へ。
木曜日 母を訪ねる、その後キッチンにしまちで仕事の相談
明日には光太郎は愛知に戻り、わたしは仕事です。久々に近所の若者にアルバイトに来てもらいます。

■5月5日(月)朝8時半に御所で気功をします。
はじめての方も帰山さんがかんたんなガイドしてくれるのでだいじょうぶ。
何もガイド要らない人は、ただ木のそばで木を感じてるだけで気持ちがいいです。
今の季節の御所はすばらしいです。
参加ご希望の方は、わたしにまでご連絡下さい。約1時間です。
写真は、今週月曜に終わったあと撮ったもの。

■そして5月5日(月)13時から瀬川さんのZoomお話し会の3回目です。
これについてはまたすぐ書きます。招待状を送ります。

■河合隼雄さんの『ユング心理学入門』を読んでいます。
とても読みごたえがあります。
そして皿洗いしながらYouTubeで講演も聴いているのですが、本の内容がよりわかりやすく紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=zIlIwzv3-i0

(その前に、長尾剛さんのユングの入門書を読みました。
『心のトリセツ「ユング心理学」がよくわかる本』
そのあとに河合隼雄さんに入ったので、理解しやすかったです。)

■川口のクルド人に対するデマを扱ったNHKの番組がとてもよかった。ひどい現実でした。
NHKプラスで見られるようです。
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/8ZVZ4PZ41V/

この番組は、日本に住む人全員に見てほしいと思いました。
以下、非常にかんたんな紹介ですみません。

藤代裕之さんのいうアテンション・エコノミーの醜悪さ。
ウソと知っていながらインプレッションを稼ぎたい人の声がえげつない。
橋本直子さんが事実を解説。「外国人特権、ありませんから」。

クルドの解体業で働く人々の顔が美しく、デマを拡散する日本人インフルエンサーの醜いこと。
人の憎悪をあおるデマの拡散で、小さい子どもがおびえ夜眠れなくなって、精神科に通ってる。薬を飲んでる。