[HOME]


  
  2025/12/22 [月]   


おはようございます。
今年のクリスマスシーズンはほんとうに幸せです。(お金はないけど。)
関わってるみんなのことを好きと思える。
一人なにをやってもうまくいかないお客さんがあって、仕事や住まいも紹介しようとしたのだけど、それもうまくいかなくて、どうしたらいいんだろう?って思ってたけど
「あなたは人間関係が苦手なんだと思う」て言ったら、彼女が笑って、なんだか二人ともホッとしました。
そういえばもう一人、人間関係の苦手なお客さんがいたけど、久しぶりに会ったら、就労支援に通おうとしていた。とてもうれしくて、彼女のことを気にかけてサポートしていた会員に電話しました。

お母さまの介護でたいへんなお隣さんにも、昨夜やっと、食事のこと一緒に考えたいと申し出ることができた。キッチンにしまちの塩麹ポテトを一つ試しに食べてもらいたく、さしあげました。豆乳か牛乳を入れたら、おいしいスープになる!



  2025/12/21 [日]   


おはようございます。
昨日は大学三年の学生さんが来てくれ、中学生の時に身につけた心がまえを話してくれたのだけど、それはわたしがこの一年で気がついたことだったから、感心しました。
わたしは最近までどうやって生きていったらいいかわからなかったのに。
すごいなあ。
その子は中学生の時からなんでも一人で解決できるようになったみたい。それで世界を旅できるようになったんだと思う。
わたしの方は最近になって毎朝大きな木の下で脊椎行気するようになって、やっと人間関係で困ることがなくなったばかりです。今年の2月まではたいへんだった。
まったくバカな人生だったなあ。
伊藤詩織さんについて思うのは、彼女は木の下でひとり自分を大事にできる人だと感じます。その上で、社会に問題を投げかけてくれてる。
昨日、伊藤さんの「記者会見はひどかった!」ってぼやいてる人たちの動画を少し見たけれど、それはまだ自分の木を持っていない人たちの怒りの発散みたいに思えた。


  2025/12/19 [金]   


おはようございます。
12月19日になりました、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?
そそっかしいわたしは転んで骨を折らないが、12月の目標で、それは今のとこ
ろ大丈夫なのですが、火曜日にゲストハウスの戸のガラスを二枚も割ってしまい
ました。
危ないです。今日は事故のないようにしたいと思います。

ところで、忙しいときに書くことではないのですが、最近、「老人に世界はどう
見えているか」のテーマの論文(エッセイ)を書きたくて、散歩中ずっと考察し
ています。

まぶしいと真っ白に見えて、暗いところは真っ暗に見えるのです。
そのコントラストが年々強くなってきて、歩きながら、まるで映画の中を歩いて
るようなんです。
ロベール・ブレッソンか、シドニー・ルメットか。

たとえば、御所の草の上のただの霜や雨粒が、まぶしく光ってガラスかダイアモ
ンドのように感じられ、息をのみます。一歩一歩、驚嘆しつつ朝の御所を歩いて
います。

昔、自然の中を驚いて歩く老人の姿になにか自分と違うものを感じていたのです
が、「ああ、こういうことなのか!」と今は思っています。
すばらしいです。
以上はよいことです。毎朝、散歩が楽しみで楽しみで。

一方、悪いこととしては、暗いところにあるものがまるで見えてない、です。
夜の自転車配達はやめました。あぶないです。


  2025/12/17 [水]   


『ケーキの切れない非行少年たち』、これ、とても勉強になる。
接客していて、人によって受け取り方が違うこと感じていて、どんな風に伝えるのがいいかな?と苦慮してるので、筆者の工夫に感銘を受けます。
買っていながら何年も読めてない本、皿洗いしながらオーディブルで読めて助かる。
対人スキルの乏しい子どもたち。
@イヤなことを断れない。
A助けを求められない。
そうなのか。
たしかにそうなのかもしれない。
虐待してしまう親の特徴
・生真面目で「こうあるべき」という固定観念が強い。
・自分の弱みを人に見せない。
・困っていることを人に相談できない。
・孤立している。
・対人関係が苦手。
・経済的な困窮もある。
育児を放棄して逃げてしまう。
『ケーキの切れない非行少年たち』、考えさせられる。
お店に来られるSOSを出してる方々のこと、思い浮かべる。
人口の15%くらいの人たちが生きるのがしんどい。支援が必要。だとしたら、福祉の問題におさまらないと思う。ふつうに隣人が手を差し伸べるのが必要と思う。社会の課題。
わたしは運動が苦手で、小学校の時にいじめられた、勉強ばっかりしないで運動もしろよ!って。
それと同じように思考の柔軟性のない人に、柔軟に考えるように迫るのは、いじめなんじゃないかな。
思考に柔軟性のない人を社会はそのまま包摂すべきなんじゃないかと思う、責めるのではなく。
柔軟に考えるのが苦手な人が近くにいた場合、それを受け入れて、相手にその特徴を伝えてあげるといいのかもしれない。
まず自分の特徴を知って、無理ない暮らしをいっしょに考えるのがいいのかも。
お店のお客さんでもほんとうに困ってる人がいる。
#ケーキの切れない非行少年たち



  2025/12/16 [火]   


おはようございます。
今、友だちが恋をしていて、詳細は聞いてないけど、とてもうれしいです。
わたしはその季節は完全に終わって、新しい季節の中にいて、それがまたうれしい。
子育てが始まった時、別世界になって、「こんな世界があるって誰も教えてくれてなかった!」ってびっくりしたんだけど、今またおなじ気持ちです。
映画や小説になっているのが恋愛が多く、子どもが誕生したすばらしさ自体を描いてる作品は見たことなく(たとえば『風と共に去りぬ』で出産はひとつのエピソードにすぎない)、ああ、知らなかった!って思いました。
今またそんなかんじ。老いて今まで知らなかった自由の世界。
たとえばベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』の中で、ヒロインが老女になったときの描かれ方は、色褪せて歓びの外に置かれたような貧しいものだったけれど、それはシュリンクが50歳の時の小説で、新しい世界を見てなくて、そうとしか描けなかったんだと思う。
実際に自分が歳をとってみると、想像とまったく違う。静かではあるけれど鮮やかな世界です。
そういえば先々月に恋の終わろうとしてるお客さんが十年ぶりにやってきて、もうこの先わたしに幸せはない、死んだ方がまし、と言い切っていたけど、そんなことは全くないから安心して、死なないで下さい。


  2025/12/14 [日]   


豆ランチパーティーに来年の予定を書きます!

1月11日(日)お寿司パーティー@等持院南町シェアハウス
菜芭の東京のシェアハウスの住人の林さん(31歳の青年)が寿司職人の修業を
した話をしてくれ、魚をさばいてお寿司を握ってくれます。
いつもの会費に加え、材料費千円〜1500円

1月25日(日)マルティーさんのお話@等持院南町シェアハウス
イタリアのナポリから1年間日本に交換留学できたマルティーさんが日本での経
験、故郷ナポリのことを話してくれます。

2月8日(日)米作りについて廣部さんの話@楽天堂ゲストハウス
百菜劇場の廣部さんが米作りについて話してくれます。

3月末の日曜日、社納さんのお話@楽天堂ゲストハウス
ミモザの季節に大阪から来てもらって、お話してもらう予定。(後日詳細をお知
らせします。以下おなじ)

4月の日曜日、みつきさんとすみれさんの話@等持院南町シェアハウス
1年間のスウェーデンの留学経験について。

5月の日曜日、大久保あきらさんのお話@場所は未定
性的多様性について話してもらいます。同性のカップルで子育てされています。
https://akatsukipj.jp/?fbclid=IwY2xjawOprK9leHRuA2FlbQIxMABicmlkETFrTUVDUXZLcmc4RnZyTW1Pc3J0YwZhcHBfaWQPNTE0NzcxNTY5MjI4MDYxAAEek6WGZKhDTAVjEmZZhflM9MC9y9uDOsCqYxc2q_8MScL68_K34jh8k2dxnKY_aem_RBlLoWXXu5Drqv9eGRs1Ng
LGBTQのお祭りに楽天堂が商品を寄付したことから、ご縁ができました!

6月の日曜日 坂本彩さんの話、場所は未定
「障害福祉の実践現場で働く女性職員の離転職についての調査研究」について。
https://x.com/chiakitakashima/status/1961991571517403169?s=20

7月の日曜日、イタリア人のルークさんの話@等持院南町シェアハウス
基礎物理学の研究について話してもらいます。バイオリンも弾いてもらおう!

すべて予約制です。1月2月の豆ランチパーティーのお申し込みは、こちらから
お願いします!
https://ws.formzu.net/fgen/S11821502/


  2025/12/13 [土]   


おはようございます。
先日、等持院南町シェアハウスで開催した豆ランチパーティーがとても楽しかっ
たので、おかげさまで住人がすぐに見つかり(その時の参加者かのんさんとルー
クさん)、家具も運び入れてとても快適になりました。

ルークさんは1月から、かのんさんは4月から入ってきます。
なので3月までマンスリーで借りたい方を募集しています。
12月、すぐに入居できます。家財道具もお布団もそろっています。
エアコン、暖房器具もあります。
娘の菜芭は一階で暮らして、二階の4部屋のうちの一部屋に滞在してもらうかん
じです。

エアコンのない部屋があるのでここでお願いしたところ、エアコンとベッドも寄
付いただけることになりました。
ありがとうございます。

1か月4万円+光熱費やwi-fi代込みの共益費1万円、合計5万円で一か月滞在
できます。

シェアハウスにはバイオリンもあります。前の住人に寄付してもらって、お店の
お客さんのバイオリンの先生に調律してもらいました。
たまたまルークさんがバイオリンを弾ける人なのでびっくりです。


  2025/12/12 [金]   


みなさま、今期の味噌づくりセットの予約を受付開始します。
m-club@rakutendo.com

水田さんの自然栽培麹が到着するのが、1月14日(水)頃です。
丸玄さんの自然栽培大豆到着がその週の終わりくらいの予定です。
(自然栽培でえぐみがなく、そのうえ大粒ですので、全体に占める皮の割合が少
なく、非常においしい味噌になります。)

長谷川商店の農薬不使用大豆はすでに昨日入荷しております。

★味噌つくりセット★

■味噌つくりセット(大豆:丸玄+米糀(生):水田農園
 ハーフサイズ(大豆 1kg+米糀(生) 1kg+カンホアの塩 400g):4900円(税抜)
 レギュラーサイズ(大豆 2kg+米糀(生) 2kg+カンホアの塩 800g):9600円(税抜)

■味噌つくりセット(大豆:長谷川商店+米糀(生):水田農園
 ハーフサイズ(大豆 1kg+米糀(生) 1kg+カンホアの塩 400g):4050円(税抜)
 レギュラーサイズ(大豆 2kg+米糀(生) 2kg+カンホアの塩 800g):8000円(税抜) 

 ※初めての方でも分かりやすい『手引き』付き。
 ※できあがりのお味噌は、ハーフサイズで約3.75kg(瓶2升半)、レギュラーサイズで約7.5kg(瓶5升)になります。

★単品販売★  

■大豆・丸玄(2025年産 農薬&肥料不使用)
 1kg:2560円
 2kg:4860円

■大豆・長谷川商店(2025年産 農薬&化学肥料不使用)
 1kg:1710円
 2kg:3240円 

■米糀・水田農園(2025年産 農薬&化学肥料不使用・天日干し)
 500g:950円
 1kg:1900円

■カンホアの塩(ベトナム産・石臼挽き)
 500g:650円
 1kg:1200円

ご予約はこちらまで、お願いいたします。
m-club@rakutendo.com

今期もよい状態でお届けできるよう販売していきますので、
どうぞよろしくお願いします!
........................................


  2025/12/09 [火]   


(楽天堂フレンズMLより)

■今朝は1週間ぶりに御所を散歩しました。
とても気持ちがよくて胸が広がりました。

歩きながら、老化現象について考えていました。50代まではほとんど感じなかったのですが、60代になって老化現象を感じるようになりました。目が見えにくくなったり(単に細かい文字が読みにくくなったというだけではないです、老眼鏡なしにまだどうにか新聞が読めるので。何か視界が狭くなったというかんじです)、動かないとすぐ筋肉が落ちるとか、です。
そして50代でしたことが今はできないなあと思うことがいくつか思い浮かんでいます。

50代にしておいてよかったことは、以下の通りです。

@実家の不要品整理
軽トラで京都に何回も運んでもらったり、クリーンセンターにいったり。
モノだらけだった5部屋くらいにあったモノをすっかりなくしました。

A自分の思い出の整理
実家を片づけたことに伴って、わたしも手紙や思い出の品や写真を処分しました。
小さい段ボール箱一箱分には残し、「わたしが死んだら中を見ないで捨てるモノ」と書きました。子どもの時の日記などたいしたモノは入っていないのですが、遺された人が処分に困らないようにまとめました。
(これはけっこうエネルギーのいる作業でした、洋服やお皿に比べ思い出の品は捨てにくい。)

B最後、これも今となってはなかなかできないことですが、家のメンテナンスです。崩れた壁やふすまなどにウイリアム・モリスの壁紙を貼ったこと。自分の古い家を大事にすることで、古いものをよいと思えるのでよかったです。自分も古くなっていくから。

■昨日12月8日、読みはじめた本がとても良いのでSNSに紹介しました。

鶴見俊輔さんの『竹内好 ある方法の伝記』、とてもよい本です。
年々、日本が中国にしたことの愚かしさ、わかってきた。
中国の人々をヘロイン中毒にして、ヘロインを売ったお金でやりたい放題してた。
(鶴見俊輔は冒頭で竹内好の「中国人の抗戦意識と日本人の道徳意識」を紹介してます。)

「これまでの日本論が、日本の伝統の美化に集中したり、日本の伝統の否定に集中したりしがちであったのに対して、竹内好の日本伝統論は、負の遺産を負の遺産として捨てないことから、今を生きる姿勢を示す。」

「日中戦争から大東亜戦争への長い年月、日本人は、国家(実は時の政府)にしたがうことが道徳だと信じていたから、たたかう相手のもつ道徳について考えをめぐらすことがなかった。」

「『侵略戦争が国民の価値意識を混乱させ、林語堂に告発されたような、道徳的不感症を生み出したことは事実だが、同時に、国民的道徳意識の低さが侵略を可能にしたとも言えるのである。そして、それが今日でもまだ自覚されていない。』

『人道にたいする罪を、平和にたいする罪に解消させれば、肩は軽くなるが、問題は片づかない。人道に対する罪をその固有の意味において追求し、鏡にうつされた自分の野蛮さを、目をそらさずに見つめ、その底から自力で起死回生の契機をつかむのでなければ、私たちの子孫が世界市民に加わることを望むことはできない。』」


  2025/12/07 [日]   


今日は等持院南町シェアハウスでの豆ランチパーティーでした。
新しく出発するシェアハウスのお祝いみたいでした。ミハエル・エンデの『モモ』の最初、モモが円形劇場に住みはじめた時、近所の子どもたちがもちよりのパーティーを開いてくれるんですが、それを思い出しました。

・・・

みんなはさっそく、モモの住んでいる半分くずれかかったへやをかたづけて、できるだけ住みやすいところにすることからはじめました。なかにひとり左官屋がいて、小さな石のかまどまでつくってやりました。さびたえんとつも、とりつけられました。年よりの指物師が、古い木箱の板をつかって、小さなテーブルをひとつと、いすを二つつくりました。そしてさいごに女の人たちが、うずまきもようのかざりのついた使いふるしの鉄製ベッドと、ちょっぴりやぶれただけのマットと、二枚の毛布をはこびこみました。廃墟の舞台下の石の穴ぐらは、これできもちのいい小べやになりました。絵ごころのある左官屋は、さいごのしあげに壁にすてきな花の絵をかき、それに額ぶちと止め金までかきそえました。
 そのあとこんどは、みんなの子どもたちが食べもののおすそわけをもってやってきました。ある子はチーズをひとかけら、ある子はパンをひとかたまり、ある子はくだものをすこし、というぐあいです。子どもの数がとてもおおいだけに食べものも山ほどあつまって、その晩はみんなでモモのひっこし祝いにちょっとしたパーティをやれたほどです。まずしい人たちだけがやり方を知っている、心のこもったたのしいお祝いになりました。
 こうして、小さなモモと近所の人たちとの友情がはじまったのです。

・・・

今日は座布団が4枚しかなく、どうやって14人のパーティーをするんだろう?と思ったのだけど、誰かが置いていってくれたホットカーペットがあり、それから縁側に敷布団と銀マットを敷いて日下部さん聡子さんすみれちゃん家族に座ってもらったら、14人みんな寒い思いすることなく座れました。

座布団は夏に閉店したあられ屋さんからいただいたもの。座敷に並べた座敷机やこたつ机やもうふとつのテーブルもいただきものです。座敷机はたしかにんじん食堂さんのものだった。
食器も鍋もみんないただきものです。
葉っぱの形のお皿は東京の会員が送って下さったものです。

何も買い足さずに、あんな素敵なパーティーができるなんて、すごい。
こういうのが貧乏の楽しいところだった気がしました。それを思い出しました。

先日のZoomお話し会で貧乏の話になり、わたしは貧乏を語る資格があるかな?と思ったけど、そういえばあったのでした。京都に来たころ、自己破産してほんとうに貧乏だったのです。そしてそういう時に生まれたのが豆ランチパーティーだった。
菜芭が7歳で光太郎が2歳で家に人がいっぱい来るのがうれしかったでしょう。今日はそのことを思い出しました。
今日は菜芭がまたみなさんからいただいたもので暮らしはじめ、集まったみなさんに祝福されてるようでした。

日下部さんところのすみれちゃんが来てくれ最年少。いや、妊婦さんもいたからまだ生まれてない人もいました。
すみれちゃん、おおぜいの若者たちのおかげで家に灯りが灯ったようでした。

『モモ』を読むとき、さっきの「まずしい人たちだけがやり方を知っている、心のこもったたのしいお祝い」ってところで、わたしはいつも豆ランチパーティーを思います。



  2025/12/05 [金]   


(楽天堂フレンズMLより)
おはようございます。
接客業をしていて一番学んだのは、人は見かけではわからない、ということで、これは年々思います。
ギャルっぽい(これは死語?)雰囲気の人が世界経済にとても詳しくて、4年前にブリックスについて熱く詳しく語ってくれていたのだけど、その人が言ったとおりに世界が動いていくなあと思ったり、洗練されたクールな人が素敵なハンドバックにパレスチナを支持するバッジやキーホルダーをたくさんつけて、パレス
チナについて話してくれ胸が熱くなったり。
偏見を持たずにお話をお聞きすると、わたしが知らない世界が広がっているなあとよく思います。
豆ランチパーティーやZoomお話会の企画はそこから生れています。

最大の偏見は自分についてです。わたしは若い時自分をけっこうかしこい方と思っていたけれど、年々、自分はものを知らないんだなあと思うようになってきました。
たぶん一番よくないのは新聞をよく読まないことだったんだと今頃になって気がついて、できるだけ新聞を読もうと思ってるんですが、これも難しいです。
無々々がこの記事よかったよ、と言ってくれた記事を10日遅れで読んだりしています。

先日、たみさんと電話でお話していて、たみさんが毎日新聞を全体読んでることを聞かせてもらって、すごいなあと思いました。
フェイクニュースの話にもなったのだけど、「どうしてみんな信じちゃうのかしら?」とおっしゃって、最初はフェイクニュースを信じる人はバカだなあと思っていたけど、今は自分も気をつけなくちゃいけないと思っています。
やっぱり毎日、新聞に目を通すくらいのことはしないと、視野が狭くなるような気がしています。

でも朝日新聞があまりに高市首相をもちあげるので、わたしは朝日新聞の定期購読を来年からやめることにしました。
これからどうしたらいいんだろう。日経新聞をとるか、毎日新聞をとるか、考え中です。

話がまとまりませんが、
今夜7時半、Zoomでお会いしましょう!



  2025/12/02 [火]   


おはようございます。
心がぽかぽかして目が覚めました。
サルデーニャ島の詩人のドキュメンタリー映画のリンクを、ロベルトさんが送ってくれました。
ロベルトさんとは5月に友だちになった。サルデーニャ島出身の映画監督です。近所に逗留していて、蚊取り線香を買いに来てくれ、友だちになった。

今ブリュッセルに住んでいて、時々思い出してメールをくれます。

来年ロベルトさんが日本に来ることができたら、映画上映会を開きたいです。

映画は共通のことばで、映画を観てきたから、ロベルトさんといろんな話ができる。
ロベルトさんはミケランジェロ・アントニオーニに会ったことがあるのだけど、それがどんなに素敵なことか、など。

今年は7月にジョージアの映画作家アンカさんとも友だちになった。アンカさんはインディーズのすばらしい映画作家。フィルムフェスティバルに招かれて日本に来た。

いっぱい映画を観てきてよかった〜!

※昨日は1954年のアメリカ映画『ケイン号の叛乱』を観ました。びっくりする大傑作でした。
調べてみると、淀川長治さんも『ケイン号の叛乱』を高く評価してる。
ぜひ見てください、みなさん。
規則と人間性、義務と正義といった普遍的なテーマ。
ハンフリー・ボガードの演技もすばらしい。この人キムタクみたいにニ枚目しかできない人と思ってました。


  2025/12/01 [月]   


昨日はスパイスの袋詰めしながら、「映像の世紀」のロシア革命を観たので、たぶん4回目くらいの『ドクトル・ジバゴ』を観てる。
やっと歴史的背景が理解できた。今までもうひとつわからず観てました。

ロシアは1917年の2月にまずブルジョワ革命があって、それから10月にコミュニストの革命があったのですね。
二月革命と十月革命。
コミュニズムは世界の希望の思想だった。
『チボー家の人々』もこの時代の小説ですよね。
映画の『レッズ』も。
その後スターリンとレーニンにより希望は幻になる。

それにしても、斉藤マダムと呼ばれてる方々は、『ドクトルジバゴ』のユーリと斉藤元彦を重ねてるのではないかと思えてくる。
わたしは今、関学の社会学部の大学生だったら、斉藤マダム現象をテーマに卒論を書きたい、マジで。
いったい彼女たちが斉藤元彦に抱く紳士像はどこから来てるか探りたい。

わたしは二つの手法で卒論を書くと思う。
まず三人の斉藤マダムの聞き取り調査をして、彼女たちが若いころ影響を受けた本や映画を聞く。おそらくは1976年にスタートしたコバルト文庫シリーズに影響を受けておられる方が多いのではないか。いや、ちがった、ハーレクイーンロマンスだ!そして別冊マーガレットなどのマンガ、また宝塚歌劇。
彼女たちの恋愛経験についても聞く。(わたしの仮説は、幻想を抱いたものの恋愛の体験が少ない方々ではないかと思う。主体的な賭けをしなかったというか。)
ある程度ライフヒストリーをお聞きした上で、仮説を立て、100人くらいのアンケート調査をして、仮説を検証する。
ポピュリズムとファシズムの研究になりうると思う。