2024/12/19 [木] 寒い!
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昨晩は、今年はじめて湯たんぽを使った。冷たい雨がふりつづくなか、めじろが二羽、裏庭の餌台においた柿をついばんでいた。 毎年のように、番(つがい)?で訪れるが、小鳥の寿命はそんなに長くないだろう。記憶が、世代間連鎖するのだろうか。 ※ 菅野完氏のyouTube動画〈 朝刊ニュース解説〉で、今日、京都の“いけず”が解説されていたが、関東人のオレにも分かりやすく、おもしろかった。
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2024/12/18 [水] 収拾がつかんようになってまった
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柿の収穫をかねて、剪定。もう六百個はとったが、まだ百個は樹についたまま。ほな、これどうしよう。
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2024/12/17 [火] 稽古会
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参加者二名。千晶がイタリア語教室が終わったので、参加。せっかくなので、三年目のHさんと――初めて――愉気(うつぶせ寝のペアにに手をあてながら、脊髄行気をおこなう)をしあう。始めの一歩。
※ 朝、斎藤環氏宛の手紙の形式をとって、次回の『らくてん通信』の原稿にあてることを思いつく。氏に、ツイッターのダイレクトメッセージを書こうかな、と最初に思ったのは、ほんとうだ。
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2024/12/16 [月] 冬の訪問客
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昼、11時の開店にあわせてちかくの「うどん楽洛」へ。何と、もう満席! 今日は“そば”の日。私はわかめとろろ昆布そば+ミニ海老天丼を、千晶は天麩羅そばを注文。
でてきた麺は――多分、うどん用の製麺機でひいたので――うどんの太さの、五割そばの食感だった。そば通にはものたりないだろうが、それなりにおいしかった。 午後、一休みに二階の炬燵に入って庭を見たら、めじろが三羽、柿をついばんでいた。例年なら二月の訪れだが、今年は柿の熟し度合いが早いので、師走の初見せになった。 小学生の時にめじろを飼っていた自分には、なつかしくもしたしい友だ。
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2024/12/15 [日] 今日の一日
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明日からの宿泊に備えてゲストハウスの準備、キット作成、その他、一日作業。夕方、白梅町のイズミヤまで買い物に行ったとき、夕焼けがこころに残る。
空の萌えを目にすると、ゴッホはこの光景をどのように描くだろうか、と思ってしまう。
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2024/12/14 [土] 柿の収穫
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裏庭の渋柿が稔ってきた。その数、五、六百個! 第一弾として、今日、百数十個を枝ごと切って、干し柿用に剪定したが、これから皮をむいて、紐につるして・・・と思うと――贅沢な悩みだが――ゆううつになってしまう。
それでも市販の干し柿が、小さなころ柿(二酸化硫黄を添加物として使っている)でも、一個二百円ちかくする。そう考えると、手作り第一、一年分のストックになろうというものだ。
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2024/12/13 [金] ぎっくり腰から一週間
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今朝、初めてウオーキングに。安楽寺天満宮へお参りし、樹齢数百年の楠に両手をあてて、気のまじわりをおこなった。感謝。
体調がすこしずつリカバリーしていくのを感じるのは、心地よい。逆に、悪化してゆくのを知るのは、シンドイだろうなあ。
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2024/12/12 [木] 菅野完(すがの・たもつ)氏のyoutube動画
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千晶が毎日配信される〈15分 朝刊チェック〉を聴いているので、それとなく聞いていると、よっぱらった高齢男性(斎藤元彦支持者)が電話をかけてきて執拗に「極左、極左」とからむのを、菅野氏は辛抱強く対応していたが、何かの拍子にその男が「わしは生活保護だから、金はとれへん」と口走った。
菅野氏は一瞬、だまったが、私も一瞬、心がつめたくなった。こういう低所得層が、多いのだろう。
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2024/12/11 [水] 『知恵の樹』(ちくま学芸文庫)
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オートポイエーシス(自己創出)理論を提唱した、二人のチリ人研究者の書。『イルカと否定神学』で参照していたので購入したが、文庫版で三百ページ近く。う〜ん、積ん読になりそうだ。 ※ 昨日の朝日新聞デジタルに掲載されていた、メジャーリーガー・菊地雄星投手のインタビュー記事〈 「夢を殺す人」は身近にいる 菊池雄星が明かす「殻を破る思考法」〉。個人事業主(=自営業者)とは何か、自営業は職業のジャンル以上に“生き方の選択”であることを教示してくれる格言の数々が語られている。
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2024/12/10 [火] 九死に一生を得る
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今日は、まず米澤歯科へ。ぎっくり腰の話をして、「思いあたるふしがないけど、お金のやりくりかなあ」と言ったら、先生と個人事業主の生きにくさの話題になり・・・。 先生はマイナンバーカードの読みとり機の導入で頭をかかえており、知り合いの医者で廃業した人もいるとのこと。「私も、やめたい」と弱音をはかれたので、「先生は、この仁和地域の灯(ひ)です。長生きしてください」と手をとって励ましてきた。治療は、終了。 その後、竜安寺の スウイング・キッチンyuorでにんじん食堂の「ラフテー丼」を食べ、帰りがけに白梅町のイズミヤで買い物をして昼過ぎに帰宅。 玄関前に生協と佐川急便の荷物が積んであったので、家にとりこみ、最後に買い物袋に入れて置いた巾着をしまおうとしたら、無い! 中には、スマートフォンとクレジットカード、店の通帳、それに郵便局でおろしてきた現金が四万八千円ほど。 イズミヤのレジでは使ったので、家までの道で落としたのではないか、と。急いで逆ルートを自転車で走り、イズミヤのサービスカウンターで確認、ナシ。次に上京警察署で確認、ナシのため、遺失物の届け出を行う。 暗い気持ちで帰ってきたら、何と、郵便受けに巾着が入っていた! 中を確かめてみると、何もなくなっていない。後で千晶から聞いたところによると、家の手前、数十メートルのところで落としたのを拾った人が――中に今日の領収証が入っていたので――米澤歯科に電話し、歯科助手の方が電話の主(米澤歯科の患者さん)の家まで取りに来てくれ、ポストに投函してくれたとのこと(外出していた千晶の携帯電話に、連絡があった)。 ヌシが荷物の片づけをしていた五分ほどの間に、拾ってくれた人が善意の持ち主で、助かった!! 我が家にとっては、大金。首くくらなくて、すんだわ。
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2024/12/09 [月] シリア情勢
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アサド大統領が亡命した。独裁政権の末路は、もろい。フィリピンのマルコス、ルーマニアのチェウシェスク、リビアのカダフィ・・・。
シリアの今後は、まだ予断をゆるさないが。
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2024/12/08 [日] 一日、読書
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斎藤環『イルカと否定神学』(医学書院)に、次の一節があった。
「人間とは、何者かの中心が空虚であり、それが隠蔽されているとき、その周囲に豊かな幻想の花を見ずにはいられない存在なのです」(p.61) 斎藤氏は天皇制や神社を例にあげているが、兵庫県知事の斎藤元彦氏をおもいうかべる。
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2024/12/07 [土] そろりそろりと移動中
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ぎっくり腰は、日にち薬。こういう時こそ、からだの使い方を見直す好機、と捉えたい(不便だが、不幸ではない)。
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2024/12/06 [金] ぎっくり腰
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朝、掃除にはいろうとして腰をあげた際に、ギクッ! 重症ではなかったが、腰はからだの要(かなめ)。一日、老人のように――老人そのものだが――前屈みになって、そろそろと動くハメになってしまった。
おかげで仕事は(予定していた)半分もはかどらず。腰痛は“信念の揺らぎ”、というのが内観技法の定義だがはて、、人生の難題に直面しているのでもなく、おおいに悩んでいる秘め事も無し。 何故だ? ひょっとして、“歯の揺らぎ”が腰にひびいたのか、な〜んて思っちゃったりして。とにかく、早く床にはいってリカバリーしよう。
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2024/12/05 [木] 悲報&朗報
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朝、北野天満宮へ。紅葉がはなやかな紅葉に。アマゾンでは新刊本を買いたくないので、7ネットショッピングで取り寄せて7イレブンの「北野天満宮前」店で受け取ってきたが、今朝、閉店していた。上七軒に別店舗があるので、困るわけではないが。
下の森商店街のラーメン屋「誠養軒」のオヤジが骨折をして十月から休業していたが、ドアに貼り紙がしてあって「今月半ばから、メニューをしぼって営業再開」と知らせてあった。ヤレヤレ。「まってるよ」の書き込みも。 ※ 先々週に歯の治療を受けてから、頻尿&尿漏れになやまされている。歯はからだの健康状態をあらわすとは言うが、逆に歯の状態がからだの他の臓器にも影響を及ぼすこともあるのでは。抗炎症薬を塗ってもらったが、あるいはその関係か?
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2024/12/04 [水] 映画を地で行くような
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韓国のクーデター。秋に観た韓国映画『ソウルの春』を思いおこす。戒厳令発布は、四十四年前以来という。情勢はまだ流動的だが、あの時の光州事件のような悲劇にならないよう祈る。
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2024/12/03 [火] 歯医者に行って、歯が痛くなる
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むかし、むかしの人は、こんな苦痛に耐えるだけだったのだろうか。トホホ。
朝イチで、米澤歯科医院へ。先生の見立てでは、虫歯ではなく、歯と歯茎のあいだのクッションが炎症をおこしているため、と。そこで、歯の裏側から小さな穴を開け、抗炎症剤を処置したのだが・・・。 午後から、耐えようもなく痛んできた。口を開けたり下顎を動かすだけで、いたい。泣きたいほど。集中力に欠けるので、仕事もはかどらない。 気晴らしというか、休憩時間に、干し柿作りをおこなう。八百屋で買ったとんがり柿十個。へたのまわりをまず包丁で円をえがくようにひとむきし、その後はピーラーで縦にさっさっと皮をむいたら、スムーズに終了。 後はロープにはさんで二階の軒下へ吊した。二週間ほどまえに干した第一陣が、おいしくできたので、たのしみたのしみ。 痛みには、免疫力。とにかく、寝る。
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2024/12/02 [月] 詩、のようなもの
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「 」へ
魂を置き忘れた 「 」は たましひと語れない 「 」は 私と言えない 「 」は 主語のない 道に 逃げたくない 「 」は ドードーメグリに 立ち尽くしている 「 」は 悲喜哀楽 声を上げて 叫べよ 「――――――――」 わ・た・し 赤い、ね 開く 私のからだを 私の? 私の 私の? 私 私の? わ 誰の? ・・・・・・・・ 爪を噛む 一 二 三 ・・・・ 血がにじみ出る 生きる? 生きない? 生きる? 生きない? 生きる? 生きたい? 生きている ふ〜 とおく 遠い 私の からだの中 とおく 遠い 何と言う 名 名無しの ・・・・・ で? くしゃみをする へをこく それだけ
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2024/12/01 [日] 今日の一日
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千晶と二人で、総聯主催の「大津の朝鮮文化フィールドワーク」に参加。大津・渡来人歴史館にはじまって、穴太(あのう)積を継承する唯一の穴太衆・粟田建設社長の講話、三井寺境内の新羅善神堂(国宝指定だが閉ざされている)、比叡山延暦寺・文殊楼に建つ「朝鮮半島平和統一記念碑」と、一般の観光客が訪れることはないスポットを巡った。
秋(といってよい)の好日、紅葉狩りもかねて、一日楽しむ。
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