100年計画  

2006年12月

[Topics]

21 Nov 『地球の食卓』
 また、千晶です。(前略) そうそう、大月さん、とてもいい本が出版されたみたいです。ほかの豆料理クラブ会員の方々もきっと興味を持ちそうな本。まだ手に入れていないのですが。
 BOOK CLUB KAI の通信から。
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 世界24カ国の家族のごはん『地球の食卓』(ピーター・メンツェル、フェイス・ダルージオ TOTO出版 2940円)

 グローバルな視点を持つことが、現代人には求められている。様々な経済指標やニュースなど、情報は膨大にあふれているが、今ひとつ他国の実情が身近に感じられない人も多いのではないか。そんな時には、この写真集を開いてみてほしい。本書は、世界の24カ国30家族の食卓を取材、1週間分の食材600食と共にポートレートに収めた、現代の「食」の世界地図を書く壮大なプロジェクトだ。なんと言っても、日々食べているものこそ、もっともリアルに、その国の人々の生活、価値観、経済状況を表している。半端な社会評論などよりもはるかに、その国のことが実感として分かってくるだろう。そして何より、見ているだけで本当に楽しくて飽きない。他の国と比べて、日本の食卓の特徴もよくわかる。食を通じて世界を知る写真集。

[レシピ]

17 Nov せんこさんが文句をつけなかった豆料理
 おはようございます、千晶です。(前略)

アイリッシュ・シチュウ(6〜8人分)
[材料]白インゲン豆 230グラム、サラダ油 大さじ2、玉ねぎ 大1個、じゃがいも 3個、キャラウエイシード 小さじ半、キャベツ 400グラム、グリーンピース 1カップ 塩 適量、白こしょう
[作り方]
@白インゲン豆を柔らかくなるまでゆで、汁気を切ってゆで汁はとっておく。
A鍋にサラダ油を入れて熱し、荒くみじん切りした玉ねぎ、大きめのさいの目切りにしたじゃがいも、3mmほどの輪切りにしたにんじんを入れ、少し色づくまで中火で炒める。キャラウエイシードを加え、さらに1分ほど炒める。
BAに、@のゆで汁をひたひたになるくらい加えてさらに10分ほど煮る。
Cひと口大に切ったキャベツと、グリーンピースを加えてさらに10分ほど煮る。
D@の豆を加え、5分ほど煮る。塩こしょうで味を調える。


21 Nov ウズベク人が伝えたアフガニスタン料理
 千晶です。(前略) ところで、今日新聞を読んでいたら、興味深い記事と写真に出くわした。こんな新聞記事がわたしはいつでも読みたいと思っています。朝日新聞より。
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――食在遠近― マントゥ(アフガニスタンの肉なしギョーザ) 素朴な味
 肉料理が中心のアフガニスタン。毎日食べ続けると、さすがに胃腸が疲れてくる。何かいいものはないか。カブールの目抜き通りで、肉を使わないマントゥの屋台を見つけた。

 いわばギョーザだ。レストランで食べるとひき肉が入っているが、屋台ではタマネギだけ。「でも、これが昔ながらの味なんだよ」と主人のアミーンさん(40)。たっぷりかけたヨーグルトの甘酸っぱさが口に広がる。なんとも素朴な味だ。

 北部に住むウズベク人が50年ほど前、初めてその味をカブールに伝えたという。「うちのじいさんもウズベク人から習ったんだ。うまいもんは他の民族が食べても同じ」。ちなみにアミーンさんはハザラ人だ。

 18年前に父親から屋台と味を引き継いだ3代目。イスラム原理主義タリバーン政権下でも、長いあごひげを伸ばして営業を続けた。

 その政権崩壊から今年で5年。人々は圧政から自由になったが、街では今年、約10件の自爆テロがあった。そのたびに警察が来て、屋台はくまなく調べられる。

 「今の時代の方がいいに決まってるけど、治安はタリバーンのころが良かったよ。この先、どうなるんだ」。少し心配そうに通りを見やった。 (北川学)
                              
【作り方】5人分の場合、2キロのタマネギをすり下ろして十分に水気を切り、市販のギョーザの皮に包んで形にする。蒸し鍋で1時間ほど蒸したら完成。トマトソース、ヨーグルトをかけて食べる。香辛料やニラを添えてもいい。

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