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  2025/11/28 [金]   朝の京都御苑


 千晶に誘われて、日の出にあわせて自転車で京都御苑へ。静かな園内を小一時間、散策する。紅葉の紅、銀杏の黄が、最後のかがやきを見せていた。

 ここち良い雰囲気だったが、警察のパトカーが早朝から巡回しているのに興ざめ。何故、ホームレスのブルーテントがここに並んでないのか? 京都御所や皇居が、人民に開放されるのはいつの日か・・・。
 
 帰りがけに、「喫茶パーチ」でぜんざい(900円)をいただき冷えた体をあたため、「ちょっと一服」でいつものちらし寿司と柚子一味を買って帰る。
 
 ※
 
 夢の分析:頭の憶(こころ)は人物を、胸の情(こころ)は感情を、腹の性(こころ)は生き物や食べ物を“創作”するのではないか。では、全体のストーリーテラーは? 〈表〉の勘覚だろうか。


  2025/11/27 [木]   〈からだとことばを育む会〉のテーマを変更


 気晴らし調体(せいたい) “はら・こし”の気力を養って、わたしの気が晴れ、あなたの気が晴れ、世間(よのま)の気が晴れますように―〈人間の探求/文化の創造〉


  2025/11/26 [水]   「会社にとって共有地とは何か?」


  昨日の朝日新聞・夕刊に掲載されていた、京都の出版社ミシマ社代表・三島邦弘氏のインタビューより、一部抜粋――
 
 「一つは、サポーターという存在だ。今は、はっきりとそう思う。サポーターとは、必ずしもファンであるわけではなく、たんなるお客でもなく、その会社や組織を応援する存在である。ファンの要素を含むだろうし、お客であることは間違いない。ただ、ファンよりはあっさり、だけど、たまにそれ以上の濃さをもって、応援してくれる。むろん、株主のような利害関係とは無縁。サポーターは、出入り自由の意思によって、ゆるやかに、対象の会社と関係している。そして、そうした存在が、「どうにか、こうにか」を支えてくれるのだ。

 理屈を超えて、きっと。」
 
 ※
 
 「人生なんて死ぬまでの暇つぶし」―落語家・立川談志(たてかわ・だんし)の言葉だが、初めて聞いたときは軽薄な、と感じたが、今は深い意味があるように思う。


  2025/11/25 [火]   今日の一日


 トレッキング&旅の疲れ(車のシートは“こしが抜ける座り方”になってしまうため、長時間の乗車でくたびれた)で、午後までばたんきゅー(千晶&菜芭も)。野暮用を済ませて一日が終わる。

 ただ、膝の痛みや筋肉痛が、それほどでもなかったのには、我ながら驚く。一方、温泉館で鏡に映った自分の髪が、だいぶ薄くなってきたのに、がっくしする。親父も、髪の毛がうすかったからなあ。これも遺伝で、しょうがないか。


  2025/11/24 [月]   岡山行、二日目


 早朝に起きて、宿の目の前にひろがる雲海と、上る朝日をみる。千晶をのぞく四人で、那岐山(1255m)トレッキング。はるか大山まで、360度の眺望を楽しむ(その間、千晶はKさん宅で、Kさん親子と交流)。

 下山後、津山のうどん屋で昼食。その後、坂口恭平氏オススメの湯郷鷺温泉館で旅の汗を流し、車で姫路まで戻り、JRの新快速で帰京。人生模様にもふれた、一泊二日の旅だった。


  2025/11/23 [日]   岡山行、一日目


 JRのスーパーはくと号で新大阪から、佐用駅まで。姫路からレンタカーに乗って来た千晶・菜芭・イタリア人のMさん、運転手を務めてくれた菜芭の友人・Hさんと合流。

 奈義の道の駅レストランで昼食&買い物、その後、奈義現代美術館、菩提寺の銀杏(天然記念物)を鑑賞。今回の旅の目的であるKさん宅を訪問し、歓談。山の駅のコッテージでチェックインしてから、津山のイタリアレストランで、Kさん母娘を交えて、夕食をいただく。


  2025/11/22 [土]   老人は赤子に戻る


 昨夜、トイレに行った後、蜂蜜を食べたい気持ちがわいて、スプーンで一さじ口にした。ら、食道ではなく気管支に入ってしまって、焼けるような痛みに襲われた。

 それから小一時間、ベッドに仰向けになって、胸から下を垂らし、唾(つば)と一緒に出して、何とか痛みはおさまった。老人が、喉に餅や痰をからませて死亡する記事は、よくみかけるが、人間って、かんたんに死ぬんだな、とその時痛感した。
 
 赤子も弱い存在だが、親などがケアするから生き延びられる。老人は、基本的に自力でケアを―ひとつひとつの小さなことを疎(おろそ)かにせずに、気をつけなければならないのだ。
 
 不便といえば、不便。でも、不幸ではない。


  2025/11/21 [金]   今日の一日


 朝、キタマチロージで千晶&キー坊・友子さんと朝食(彼ら三人は、早朝から京都御苑へ散歩に行った帰りに寄った)。

 昼は、丸太町通沿いの韓国料理店「友と共に」で、テールスープ定食を食べる。1,600円。友は明日、帰北。二泊三日は、短いなあ。

 ※

 MLBは、ストーブ・リーグでたけなわである。なぜ、盛り上がるのか? 私なりの解釈は、

1)金銭がまつわるので、人々の興味を引く。カネの話は、強い。
2)自分が監督やGMになった気分で、人事を差配できる(幻想だけど)。
3)予想が当たったり、はずれたりで、一喜一憂できる。宝くじの気分やね。


  2025/11/20 [木]   朋有


 北海道より、キー坊&友子さんカップル来る。夕食、千晶のカレーを食べながら、歓談。四十年の旧交をふりかえる。


  2025/11/19 [水]   今日の託宣


 「道をつなぐ、道をひらく」。


  2025/11/18 [火]   稽古会


 参加者二名。なんば歩きの稽古を行う。からだの勘覚としての“気の筋交い”は、果たして日本の建築に活かされてきたのか? 課題を与えられた。

 ※
 
 業務スーパーで買ってきたとんがり柿12個(1個100円)の皮をむいて、干し柿にした。市販品は2個で500円もするから、手作りがまさる。少なくともあと12個、できればプラス12個は、欲ばりかなあ。


  2025/11/17 [月]   今日の一日


 さすがに、疲れたわ。〈堂守随想〉「声、沈黙と測りあえるほどに」()をupした。


  2025/11/16 [日]   小女郎ヶ池トレッキング


 快晴、微風。ぶなの紅葉は終わっていたが、みちたりた一日になった。上り下りしながら歩法を試して、呼吸+足遣いのコツがつかめたように思える。

 吸気:一息で頭頂から天の気を腹部第二調律点(下心)へ―足には意識を向けない―、呼気:大地(&周囲の木々)から気を受けながら右足または左足を着地。膝の力を抜いて、股関節・膝・踵(かかと)で三角形―間(ま)―を作ることが、膝を痛めないためのポイント。

 おもしろいことに気づいた。杉の植林地帯は退屈だと思っていたが、足を着地した際に最も上へ向かう気を感じ、広葉樹林帯では落葉して冬眠のためか針葉樹ほどの気力はなく、草地はさらに低下し、笹が生い茂っているところでは、気がタテではなくヨコにひろがってしまった!
 
 前回は800mの赤坂山、今回は1,000mまで登ったが膝が痛くなく疲れも少なかった。来週、1,200mの岡山・那岐山に登るよいトレーニングになった。
 
 私にとってトレッキングは、自己省察+垢落とし(邪気吐き)+身体勘覚の鍛錬、の時間だ。


  2025/11/15 [土]   稽古会


 参加者一名。赤ちゃんに戻って、四つ足歩き→膝立し歩き→なんば歩き→能のすり足、と順を追って“気の筋交い”の重要性を稽古。先週の土曜日・朝日新聞別刷りで「科学的に解説」されていたなんば歩きの否定(体がねじれる・対軸がぶれる)の反証。


  2025/11/14 [金]   街を歩く


 朝、北野天満宮の欅が、一気に紅くなっていた。末社・竈社にお参りすると、賽銭箱の左右に二羽ずつ、白紙で折った鶴の尾に、五円玉が載せてあった。こんな芸当をする人も、あるんだなあ。

 ※
 
 『らくてん通信』が完成した。明日は、稽古。明後日は、比良の小女郎ヶ池(標高1060m)へトレッキングに行ける。


  2025/11/13 [木]   数字の呪縛


 ミヒャエル・エンデは童話『モモ』で“時間泥棒”を重要な登場人物に設定したが、時間は突き詰めれば数字の一種だろう。そう考えると、我々現代人は、何と数字にとらわれていることだろう。

 数:多数/少数、量:多量/少量、速:早速/遅速、温:高/低、能:優/劣、タイパ・コスパ:良/悪
 
 数字のくびきから脱することが、瞬間(=永遠)に生きる途かもしれない―言うは易(やす)く行うは難(かた)し、だけれど。

 ※
 
 ホームセンターの片隅で埋もれていた椿「天倫寺月光(てんりんじがっこう)」の苗木を720円で購入。花が楽しみだ。


  2025/11/12 [水]   街を歩く


 朝、天満宮ちかくの路地を歩いていたら、小さなカフェのドアに「また明日」と手書きでかかれたボードが下がっていた。「closed」よりも、センスがあるなあ。

 冷えてきて、欅や紅葉の色づきが濃くなった。銀杏は、もう黄葉だ。気候だけでなく、景気も冷えている。「テナント募集」や「空店舗」、「入居者募集」の掲示が目立つようになった。
 
 今日は、今期初めて灯油を買った。1缶18Lで2,090円。明日から、ストーブを出そう。

 ※

 朝日新聞・夕刊〈素粒子〉より――
 
 「女の子の腕のことを、仲代達矢さんは語り続けた。小さな手をつかんで、空襲の中を一緒に逃げた。気づいたら、その子は腕だけだった。怖くなって投げ出した。「どこかに埋めてあげればよかった」。ずっと悔やんでいる、と。      

 仲代さんが逝った。朝刊の訃報(ふほう)横に載るのは、殺傷力ある武器の輸出拡大。頁(ページ)を繰れば、首相が非核三原則の堅持を明言せず、と。
 
 「私は絶対戦争反対よって、言いながら死んでいきます」。3年前の会見で、戦争を知らない記者たちを前に、そう言って笑った。」


  2025/11/11 [火]   仲代達矢氏、逝去


 小林正樹監督の映画『切腹』(1962年)で演じた武士役の立ち回りが、忘れられない。六十代で妻を亡くした後も、三十年間、活動を続ける精神力に感服。合掌。


  2025/11/10 [月]   視覚障碍者・Kさんへのメール


 こんばんは。京都に来られたときに話せなかったガンについて、おすすめの本を紹介します。船戸崇史(ふなど・たかし)著『がんが消えていく生き方』(ユサブル)。副題が、「外科医ががん発症から13年たって初めて書ける克服法」。僕も6年前に大腸ガンと診断された際、何冊か本を読みましたが、この本が最も役に立ちました。アマゾンで購入できます。キンドル版( Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能)‏ :‎ 有効 )もあります。

 著者のすすめるポイントは5つ。1)よく眠る、2)食べ物に気をつける、3)体を温める、4)運動する、5)よく笑う。僕は食事・整体・運動の三本柱でガンに対処して5年で寛解になりましたが、著者の主張は頷けます。おすすめです。


  2025/11/09 [日]   今日の一日


 一日、雨。『らくてん通信』の原稿を書き終える。後は、編集作業のみ。


  2025/11/08 [土]   稽古会


 参加者一名。今日のテーマ「なんば歩き」について、今朝の朝日新聞・B面で“科学的に”否定的に、解説されていた。その切り抜きも活用して、稽古を行う。

 昨夜のテレビ「取り説ショー」の膝のテーマも、役に立った。こしがはいり、膝を痛めない歩き方として、能の摺り足が最もすぐれている―膿胸で入院した時の経験からも。
 
 ただ、日常生活では難しいだろうから、「気の筋交い」(股関節と逆側の肩胛骨の中央をむすぶ斜めのライン)を意識するように、とアドバイスした。
 
 この「気の筋交い」こそ、日本の伝統的な身体運用の肝だと思う――鍬や竹刀を振り下ろすのでも、包丁で切る場合でも。


  2025/11/07 [金]   赤坂山トレッキング


 天候と仕事のあんばいをみて、この日しかない!、と判断して、平日にもかかわらず、今秋二度目のトレッキング。

 前回、400mの長命寺山でくたびれはててしまったので、体力に一抹の不安はあったが―822mの頂上まで、五時間二十分で登り降りできた。我ながら、ようやった。
 
 ブナとイタヤカエデの紅葉は、終盤。それでも楽しめた。後一回、比良山系の聖岳に登れれば・・・。


  2025/11/06 [木]   今年の紅葉


 朝、北野天満宮へ参拝。梅の木は多くが落葉したが、銀杏は緑から黄緑へ、欅はやや褐色じみてきたが、紅葉はまだ鮮やかな深紅にはほど遠い。今年の紅葉は、遅いようだ。

 迷ったが、明日、滋賀の赤坂山へトレッキングに。今秋、二度目の山登りで、体力にやや不安はあるが。そして、来週火曜日に予約した日赤・皮膚科での受診は、キャンセルすることにした。
 
 症状はおさまっているし、医者は五分間診療で診ても、原因など分からないだろう(皮膚は、身心のトータルな状態と関わっているのだから)。


  2025/11/05 [水]   二転、三転


 今月下旬の連休に、家族+αで、岡山県奈義町のフレンズ会員Kさんの実家を訪れる案件。交通手段をどうするか(JRの特急「スーパーはくと」か、高速バスか)、レンタカーをどこで借りるか(姫路か、津山か)、向こうで山登りもしたいetc.

 なかなか家族間でまとまらず、菜芭の友人で一緒に行ってくれるHさんが、幸い車を運転してくれるので行動範囲がひろがったが、逆に選択肢もふえたことがアダに。私は、一人「スーパーはくと」で行くことに決め、帰りは高速バスで帰りたいのだが。さて。


  2025/11/04 [火]   文献からの引用も良いが


 生活者の経験から生まれた言葉には、“借り物”ではないリアリティが感じられる。朝日新聞・朝刊、鷲田清和〈折々のことば〉より――

 大佛(だいぶつ)さまは偉い。たった一言「うまい!」と言うだけで、ひとをここまで発奮させるのだから(京都の菓子職人)

 「京都にある和菓子店の職人の言として伝え聞いたのだが、彼は奈良の大佛の前に立ってその「大いさ」「心のひろさ」に心打たれたという。そして大佛さまに饅頭(まんじゅう)をお供えし、「うまい」と言ってもらいたい、その一念で菓子作りにあたっていたと。自分を超えたものの存在に開かれている人にはどこか穏やかさが漂う。不遜にならない。」


  2025/11/03 [月]   豆ランチパーティー


 参加者七名。ゲストは胃ガンで胃の4/5を切除した後、ボディビルをはじめて元気になったKさんのお話し。

 ためになる具体的なアドバイスの数々&参加者のおいしい持ち寄りの手料理だった。


  2025/11/02 [日]   ドジャース、優勝


 午後まで禁欲して『らくてん通信』の原稿を書いていたが、昼寝の後、webを観てワールドシリーズの結果を知り、夜まで動画やコメントを見続けてしまった。人間観察が、おもしろい。

 Yahooニュース・ats********氏の投稿より――
 「ドジャースが負ける訳がないと強く信じていた。第4戦の事だ。妻を普段通り病院に送り自宅で観戦していた。すると妻から「血液検査の結果、先生から危ないと言われたので来てもらえる?」と連絡を受けた。まさかの内容に頭が真っ白になり、その瞬間に野球の事はどうでもよくなった。病院に行き説明を聞くと、肝臓の数値が極めて悪く黄疸も出ているので積極的治療がもう出来ないと言われた。医師の診立てはおそらく週単位だろうと。それからの数日。義父が観ていたドジャースの負け試合を、何の感情もなく眺めていた。しかし今日、まさに絶対絶命の状況を切り抜ける彼等を目の当たりにし、とてつもない勇気をもらったと感じている。諦めない、まだやれるんだ、常に前を向き、きっと勝ち残る!」

 yo_********氏の投稿より――
 「とりあえず、ゆっくり家族と過ごして、身体を休めてほしい。夢を追う姿は敵味方関係なく、痺れるほどカッコいい。我々ファンは野球ロスになるが、動画でゆっくり振り返えろう。と言っても、もう来年が楽しみで待ち遠しいのである。このような平和にスポーツが見れる時代が続くように、それぞれの持ち場でできることを頑張っていこう。」


  2025/11/01 [土]   権力志向の女性


 高市早苗に対する、社会学者・上野千鶴子氏のコメント。朝日新聞・朝刊より――
 
 「社会学の理論によれば、少数派が多数派集団に食い込んでいこうとするとき、多数派よりも多数派らしくなる傾向があります。過剰同一化と呼びます」

 「サッチャー首相に対しても当時、フェミニストから、男以上に男らしくふるまう傾向が指摘されていました。この理論は、高市首相を含めた今の自民党の女性政治家の多くにもあてはまると私は見ています」

 「男並みになろうとか強者になろうとしなくても、女が尊重される。そんな社会をつくる政治の誕生を期待しています」
 
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 敗戦から八十年。この低脳な首相や防衛相を生んだ、“戦争に負ける”ことのリアリティ。